とかげのしっぽ

切り落としても死なない

2022/02/21

三日坊主するならばせめて三日書く……の気持ちで、お仕事片付けた名残みたいな体力でパソコンにへばりついている。明日あたりはそこそこ睡眠不足の予定なので、普通に寝そう。

なんだかうっすらと心配していた新しいお仕事現場はなんとかうまいこといきそうな空気ができてきてよかった。引き継ぎの不足はすごく感じているのだけど、大元のちょっとお偉い方々と距離を縮められた気がする。まるっきりの安心ではないけど、とりあえず不安はひとつ薄らいだ。

ガツガツお仕事週間に入るとごはんがおろそかになりそうでそれも少し不安だったけど、アシスタントの子がわたしのごはんのこと気にかけてくれていて幸い。(いつもありがとう)

 

なかなかこう……苦手な人や組織と対峙することの多い年だ。既に。都度、そんなつもりはないけれど自分に立ち返らざるをえなくなる。やさしいひとになりたい。ときどきすごく具体的にエッジがみえるけど、大概はうっすらぼんやりと、思っている。わたしはお客さまという存在がすごく好きで、人間のきもちをぐるりと一瞬で如何様にでも動かしてしまう可能性のある瞬間に立ち会えるいまの仕事がものすごく好きだとたびたび痛感する。わたしがそれに救われた、ないし、人生をひっくりかえされたからこそ、いまだにこうして業界の端っこで足掻いている。やさしいひとになりたい。やさしい世界になりたい。その世界にもやっぱり誰かの(わたしの)苦手な人や組織は立ちはだかっていて、ではどうやって接すればいい、というところに脳みそをつかうことは、苦手だけれど引いて見れば嫌いではない。引いて見ればというのは、共存という広い視野をちゃんと健康に持てているときに思うことである。わたしは大概不健康かつ不健全なので、燃えちまえ!!!と思うことも少なくないのだけれども……昨日も同じこと書いていたけれど、瞬間に感情的になってしまうことが多くて、そのことを考えるとポコンと簡単に自己嫌悪に陥ってしまう。経験則でいえばいずれしゃんと帰ってくるはずなので、べつによいのだけど……。その瞬間瞬間だけで人付き合いに傷をつけていたらちょっといやだしもったいないな、くらいのことは思う。

そういうわたしのことをなんとなくでも知ってくれていてその上でそばにいてくれる大切なひとたち、あまりにもかけがえないな、いま改めて思ってびっくりしちゃった。いつもありがとう。わたしはちゃんと地に足つけて、やさしい世界にならなきゃいけないんだよな。あしたもがんばろうね。