とかげのしっぽ

切り落としても死なない

2023/02/18

なんと日記をつくってきちんと3日で放置してちょうど1年ほどだった。

すごい。2月ってなにか記したくてたまらなくなったりするのだろうか。

 

相変わらず雑に、見栄を張りながら、でもプライドはかなぐり捨てつつ、なんとか生活に縋り付いている。仕事は忙しい。とはいえ。スケジュール帳を眺めてマネジメント能力の低さにためいきをこぼしている。同世代よりずっとへたくそでいやになる。(けど正直愛しくもある。)仕事のメールやラインを眺めて己のお人好しさに苛つき、散らかった部屋を眺めてベッドに寝転び1日をずるりと終えたりもしている。アアだめにんげん……と罵りそうになるのをぐっとこらえて、とりあえず生きてえらい、と自己肯定をしてなんとか人の形を保っている。今年31歳になるのだけど、ぜんぜんいまも、1人で寝起きやはみがきやごはんやお風呂やお掃除などがちゃんとできることを褒められたりしたい。光熱費も税金も年金も確定申告も手続きができてえらいので100倍褒められたい。

 

ゆうべ久しぶりに映画をみた。(スマホで、アマプラ配信で、パズルゲームのかたわらに、)3本。3本のうち1本があまりにも浅い印象のもので、おなじ監督の別の作品のインパクトのことを思い出して「ほんとうに……?」などと思ったのだけど、べつにおなじ監督だからっていちいちおなじくらいの爪痕残されてもたいへんか、と間抜けな感想を持った。脳みそが疲れているのでむずかしい言葉で考えごとができないな。

のこりの2本は、いよいよ観れたという気持ちのやつと、履修、という気持ちのやつだった。戦争シーンがちゃんと出てくる映画、ちゃんと嫌な気持ちになる。マカヴォイがでている『つぐない』を観たときにも思ったんだけど、戦争ってちゃんといやですね。ほんとうに。